しんかするオフィス居抜きとは?~オフィス居抜き入居・オフィス居抜き退去~
『居抜(いぬ)き』とは、不動産物件の退去のときに、使っていた什器備品や設備、家具などをそのままにして次の入居者に売却または譲渡することを言います。
居抜きで退去した物件を居抜き物件といい、この物件に入居することを居抜き入居といいます。
1.「居抜き」の際の造作譲渡
会社規模の拡大や縮小によって高額な費用をかけたオフィスの内装や造作、備品を次のオフィスに移動させることができず、処分しなければならないことがよくあります。
しかし、高額な費用をかけたオフィスの造作(内装など)と備品を更に金をかけて処分することはとても避けたいものです。
業績不振による縮小移転のときはなおさらの話です。そのために居抜き退去するテナントは不用品の処分と原状回復工事を行わない代わりに、次のテナントに無償で引き取ってもらったり、買い取ってもらう場合も少なくありません。この話し合いに基づいて内装造作や設備、備品を売買することを造作譲渡といいます。
居抜き退去のときは造作譲渡がうれしい
2.「居抜き物件」のメリット
居抜き物件の場合、内装の解体などの原状回復費用が削減できることが最大のメリットです。原状回復費用は内装造作の内容によって大きく異なりますが、坪当たり3万円から6万円はかかることが多く、100坪のオフィスだと500万円の原状回復費用がかかることになります。居抜き退去をする場合は、この原状回復費用がかからないのでオフィスの移転費用を削減できます。また、会社の設備、備品を売却できる場合もあるので移転費用をさらに抑えることができる場合があります。
居抜きは物件の確認がとても大事
3.「居抜き物件」のデメリット
様々なメリットのある居抜き物件ですが、入居前に注意しなければならない点もあります。基本的に前のテナントが使っていたオフィスをそのまま引き継ぐので、入居前に物件の欠陥(瑕疵)を見落としてしまった場合も責任を負う場合があります。例えば、前のテナントが内装工事のときに建物の機能を一部使えなくしてしまっていたり、建物の安全性に悪影響を与えるような工事をしてしまったりするケースがこれにあたります。特に建物の安全性にかかわる欠陥は火事や耐震機能などに影響することもあるので重大な欠陥ともいえます。
また、居抜き物件の退去時に必要な原状回復費用が膨大に膨らむ可能性について注意を払う必要があります。居抜き入居の際は前のテナントの造作をそのまま譲渡してもらった訳ですが、いざ退去しようとしたときに大幅に工事が施されたオフィスの現状回復に莫大な費用がかかる可能性があります。そのために居抜き入居の際は、専門家による責任範囲の明記がとても重要です。
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