空室になったら、次のテナントを募集する。
不動産では、それが当たり前かもしれません。
でも、私たち株式会社しんかは考えます。
「その空間の価値は、本当に“賃料”だけで決まるのだろうか?」
立地がいい。
広さもある。
面白い特徴もある。
それなのに、用途が決まらず空いたままになっている。
そんな空間は、東京にも渋谷にもまだたくさんあります。
私たちが今回、渋谷東武ホテル地下2階で取り組んだのが、空いている空間を期間限定のスポーツ施設へ転換するプロジェクトです。
その場所に誕生したのが、
「NEON PICKLEBALL CLUB(ネオン ピックルボール クラブ)」
です。

ホテルの地下空間を、ピックルボールコートへ
場所は東京都渋谷区宇田川町。
渋谷東武ホテルの地下2階です。
ここに2026年8月、2面のピックルボールコートをつくりました。
しかも、普通のスポーツ施設ではありません。
照明を落とした地下空間にブラックライトとネオンを組み合わせ、
スポーツ × エンターテインメント × 渋谷
をテーマにした空間にしました。
名前は「NEON PICKLEBALL CLUB」。
初心者から経験者まで、友人、会社の仲間、海外から渋谷を訪れる人たちが、一緒にプレーできる場所を目指しています。
2027年2月末までの期間限定プロジェクトです。
私たちにとって重要なのは、
「ピックルボール施設をつくったこと」
だけではありません。
これまでとは違う用途を空間に与えることで、人が来る理由そのものをつくったことです。

「空いている」という状態を、マイナスと考えない
空室という言葉には、どうしてもネガティブな印象があります。
テナントが決まらない。
賃料が入らない。
管理コストだけが発生する。
もちろん、不動産経営として考えれば大きな課題です。
ただ、見方を変えると、
「まだ使い方が決められていない空間」
とも言えます。
次のテナントが入るまで6カ月あるなら、その6カ月だからできることがあります。
1年後に建て替えるなら、その1年間だから挑戦できる企画があります。
通常の店舗には向かない地下空間も、光や音、スポーツとの組み合わせによって魅力になる可能性があります。
つまり、
物件に用途を合わせるだけではなく、物件から用途を発想する。
これが、しんかが考える空間活用です。

不動産を「貸す」から、「企画する」へ
株式会社しんかは、渋谷を中心にオフィス移転や空間づくりに携わってきました。
その中で、ずっと感じてきたことがあります。
不動産業界では、
「坪単価はいくらか」
「何坪あるか」
「駅から何分か」
という数字で物件を評価することが多い。
もちろん、それらは重要です。
でも、それだけで空間の可能性を判断してしまうのはもったいない。
例えば地下で窓がないことも、
一般的なオフィスなら弱点かもしれません。
しかしNEON PICKLEBALL CLUBでは、むしろ光を遮断できる地下だからこそ、ブラックライトとネオンが映える空間になりました。
弱点だと思っていた条件が、
用途を変えることで特徴になる。
これは不動産の面白さだと思っています。

空室活用で最初に考えるべきなのは「何を入れるか」ではない
空室活用の相談を受けたとき、
「飲食店を入れましょう」
「イベントスペースにしましょう」
「ポップアップショップにしましょう」
と、いきなり用途を決めることはしません。
私たちが最初に考えるのは、
「なぜ、その場所に人が行きたくなるのか」
です。
例えば今回なら、
渋谷という街。
ホテルの地下という非日常感。
まとまった面積。
音や光を演出できる環境。
そして、これから日本でも広がっていくピックルボール。
それらを掛け合わせていくと、
「ただの地下空間」ではなく、
「渋谷でしかできないスポーツ体験」
という企画になります。
空間活用には、この「理由をつくる」という作業が重要です。
期間限定だからこそ、できる空間活用がある
NEON PICKLEBALL CLUBは常設施設ではありません。
2027年2月末までの期間限定です。
一般的な不動産事業では、
短期間しか使えない物件は扱いづらいと思われがちです。
内装費を回収できない。
長期契約ができない。
テナントを誘致しづらい。
確かに、通常の店舗誘致だけを考えると難しい。
しかし、
期間限定だからこそ成立する企画
もあります。
「今しか行けない」
「期間限定だからやってみたい」
という理由そのものが、体験価値になるからです。
半年だから何もできないのではなく、
半年しかないから、何をするか。
そう考えると、空室の可能性は大きく変わります。

空間活用は「賃料を生む」だけではない
空室活用の価値を、賃料だけで測る必要もありません。
例えば、
人が集まる。
SNSで発信される。
地域の人との接点が生まれる。
企業イベントが開催される。
新しいコミュニティができる。
その建物自体を知ってもらえる。
こうした効果も、空間が生み出す価値です。
NEON PICKLEBALL CLUBでも、単なるコートレンタルだけではなく、初心者体験、企業交流、イベント、大会など、人と人がつながる場所として育てていきます。
近隣で運営するSLOTH JINNANとも連携し、
会議 → ピックルボール → BBQ・交流会
といった、これまでの貸会議室やスポーツ施設だけではつくれなかった利用方法も生み出していきます。
一つの空間だけを見るのではなく、
街全体を一つの空間として考える。
これもしんかが渋谷で取り組んでいることの一つです。

空室には、「まだ名前のない使い方」がある
私たちは、
空室を埋めることだけが不動産会社の仕事だとは考えていません。
オフィスになるかもしれない。
ギャラリーになるかもしれない。
スポーツ施設になるかもしれない。
撮影スタジオになるかもしれない。
イベントスペースになるかもしれない。
あるいは、まだ世の中に存在しない使い方が生まれるかもしれない。
大切なのは、
「この物件は何に使えるのか?」ではなく、「この場所だから何ができるのか?」から考えること。
今回、ホテルの地下空間からNEON PICKLEBALL CLUBが生まれたように、使われていない空間にも可能性があります。
空室・遊休不動産の活用をご相談ください
株式会社しんかでは、渋谷を中心に、空室や遊休スペースの活用についてご相談を受けています。
例えば、
- 次のテナントが決まるまで半年ほど空いている
- 建て替えまでの期間を有効活用したい
- 地下や屋上など、通常のテナント誘致が難しい
- ホテルや商業施設の使われていない区画がある
- オフィスビルの共用部を活性化したい
- イベントやスポーツで人を呼びたい
- 物件の認知度を上げたい
- 収益だけでなく、施設そのものの価値を高めたい
といった物件があれば、ぜひ一度ご相談ください。
完成された企画がなくても構いません。
むしろ、
「空いているけれど、何に使えばいいのかわからない」
という段階から、一緒に考えることができます。
物件の立地、広さ、期間、設備、周辺環境を見ながら、
不動産 × 空間 × コンテンツ
の掛け合わせで、その場所ならではの使い方を考えます。
空いている場所を、面白い場所へ。
今回、地下空間がピックルボールコートになりました。
次は、
屋上かもしれません。
倉庫かもしれません。
オフィスかもしれません。
商業施設かもしれません。
ホテルかもしれません。
空室は、何もない場所ではありません。
まだ次の使い方が決まっていない場所です。
その場所に人が集まる理由をつくる。
その場所だからこそ生まれる体験をつくる。
そして、空間から街を面白くしていく。
それが、株式会社しんかが考える空間活用です。
空室・遊休不動産をお持ちのオーナー様・不動産会社様へ
「この空間、何かに使えないだろうか?」
そんな物件がありましたら、お気軽に株式会社しんかまでご相談ください。
長期賃貸だけでなく、数カ月〜1年程度の期間限定活用、イベント利用、スポーツ、ポップアップ、コミュニティづくりなど、物件ごとに活用方法をご提案します。
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