株式会社しんかは、渋谷を中心に不動産仲介、オフィス移転、空間づくり、レンタルスペース運営などを行っています。
ただ、私たちがやりたいことは、
「空いている場所にテナントを入れること」だけではありません。
その場所だからできることを考える。
人が集まる理由をつくる。
企業や街に新しい関係を生み出す。
私たちは、そんな視点から空間活用に取り組んでいます。
地下。
屋上。
古いオフィス。
空きフロア。
建て替え前の建物。
テナントが決まるまでの数カ月。
不動産としては「使いにくい」と評価される場所でも、用途や見方を変えることで価値が生まれることがあります。
ここでは、株式会社しんかが取り組んできた空間活用事例をご紹介します。
空間活用事例01

ホテル地下をスポーツ施設へ|NEON PICKLEBALL CLUB
2026年8月、渋谷東武ホテル地下2階に誕生したのが、
NEON PICKLEBALL CLUB
です。
ホテルの地下空間に、2面のピックルボールコートをつくりました。
ただコートを設置しただけではありません。
照明を落とし、ブラックライトとネオンを組み合わせ、
スポーツ × エンターテインメント × 渋谷
という新しい体験をつくりました。
NEON PICKLEBALL CLUBは、2027年2月末までの期間限定プロジェクトです。
一般的には、半年程度しか利用できない物件は、
「期間が短い」
「内装投資が回収しづらい」
「テナントを誘致しにくい」
と判断されることがあります。
しかし私たちは逆に考えました。
半年しか使えないなら、半年だからできることを考える。
「期間限定」という条件そのものを、来場する理由に変える。
さらに、地下で窓がないという条件も、ネオンとブラックライトを使うことで空間の特徴になりました。
弱点を消すのではなく、
弱点だと思われていた条件を、企画によって価値に変える。
この考え方が、しんかの空間活用の基本です。
NEON PICKLEBALL CLUBでは、通常のコート利用だけでなく、
初心者体験会、企業交流会、大会、コミュニティイベントなども行い、人が集まる場所として運営していきます。
空間活用事例02

オフィスだけではない働く場所|SLOTH JINNAN
渋谷・神南で運営しているSLOTH JINNANも、しんかの空間活用を象徴する場所の一つです。
SLOTH JINNANには、
ライブラリー。ギャラリー。ミーティングスペース。テラス。屋上。
といった、性格の異なる空間があります。
ここでは、仕事をする。会議をする。イベントをする。撮影をする。BBQをする。
ヨガをする。人と出会う。
といった複数の使い方が、一つの場所に共存しています。
私たちがSLOTH JINNANで大切にしているのは、
「何のための施設か」を一つに固定しないこと。
昔の不動産は、オフィスは働く場所。
飲食店は食べる場所。
イベントスペースはイベントをする場所。
と用途が分かれていました。
でも、人の働き方や生活はもっと曖昧になっています。
午前中に会議をして、
午後に撮影をして、
夜はイベント。
そのまま屋上でBBQをする。
同じ空間でも、時間によって価値を変えることができます。
NEON PICKLEBALL CLUBとも組み合わせれば、
会議 → ピックルボール → BBQ
という1日の使い方もできます。
一つの施設だけで完結させるのではなく、
街の中にある複数の場所をつなげて、新しい体験をつくる。
これも、しんかが考える空間活用です。
ホウレンソウ会を開催することで、街の人たちが集まり、参加できるきっかけに
空間活用事例03

古いオフィスを、企業の成長に合わせる|セットアップオフィス
株式会社しんかでは、
スケルトンオフィス東京
という事業を通して、渋谷を中心としたオフィス移転を支援しています。
私たちは、
最初から完成されたきれいなオフィスが、必ずしも企業にとって最適だとは考えていません。
会社は変わります。
5人だった会社が10人になる。
10人だった会社が20人になる。
事業が変わる。
採用したい人材が変わる。
働き方が変わる。
だからオフィスにも、
変化できる余白が必要です。
セットアップオフィスでは、
会議室。WEB会議ブース。執務スペース。什器。内装。
などをあらかじめ整えることで、企業が大きな初期投資をせずに入居できます。
しかし、本当に重要なのは内装ではありません。
その会社が次にどう成長するのかを考えて、空間を設計することです。
例えば現在10人の会社なら、
10人にぴったり合わせるのではなく、
15人になったとき、20人になったときまで考える。
オフィスを完成品として提供するのではなく、
会社と一緒に進化する空間として考える。
これが、しんかのオフィスづくりです。
空間活用事例04

数日・数週間だから成立する|期間限定イベント
空間活用というと、
「テナントを入れる」「長期間貸す」
という発想になりがちです。
しかし、数日や数週間だけでも、空間には価値があります。
SLOTH JINNANでは、
展示。ポップアップ。撮影。ワークショップ。企業イベント。交流会。子ども向け企画。
など、さまざまな期間限定イベントを行っています。
期間限定には、大きなメリットがあります。
実験できることです。
店舗を出すには大きな費用が必要です。
しかし、3日間のイベントなら挑戦できる。
反応が良ければ、次は1週間。さらに反応が良ければ常設へ。
つまり期間限定イベントは、空間を使ったマーケティングテストにもなります。
不動産オーナー側から見ても、
長期テナントが決まるまでの空室期間に、
イベント。撮影。ポップアップ。展示。
などを行うことで、収益だけではなく物件自体の認知を高めることができます。
空室を、「誰もいない期間」にするのか、
「次につながる実験期間」にするのか。
この違いは大きいと考えています。
空間活用事例05

遊休不動産を「負債」から「可能性」へ
日本には、多くの遊休不動産があります。
空室になったオフィス。
利用されていない店舗。空いたホテル区画。倉庫。地下。屋上。
建て替え予定の建物。長期テナントが入りづらい物件。
こうした場所は、従来の不動産市場では、
「貸しにくい物件」
として扱われることがあります。
でも、本当にそうでしょうか。
例えば、
地下なら音楽やスポーツ。
屋上ならBBQやイベント。
倉庫なら撮影や展示。
オフィスならセットアップ化。
広い空間ならスポーツ施設。
短期間ならポップアップ。
というように、
物件の条件と用途の組み合わせを変えるだけで、評価は変わります。
大切なのは、
「普通のテナントが入るか?」だけで判断しないことです。
しんかの空間活用は「用途」から始めない
私たちは、
空室を見てすぐに
「飲食店にしましょう」
「イベントスペースにしましょう」
とは言いません。
まず見るのは、
立地。面積。天井高。音。光。人の流れ。周辺施設。利用できる期間。建物の歴史。
所有者の目的です。
そのうえで、
「この場所に人が来る理由は何か?」を考えます。
この順番が重要です。
# 空間活用を数式で考える
空間活用を、感覚だけで考える必要もありません。
例えば、空室の価値を簡単に考えるなら、
空間価値= 収益 × 稼働率
+ 認知価値
+ 集客価値
+ 将来価値
と考えることができます。
例えば月100万円で貸せる物件でも、
12カ月空室なら、
年間賃料収入は0円です。
一方、
月50万円相当の期間限定利用でも、
6カ月稼働すれば300万円。
さらに、物件の認知。来場者。SNS発信。
将来のテナント候補が生まれれば、単純な賃料以上の価値になる可能性があります。
だから私たちは、
坪単価だけではなく、空間全体が生み出す価値を考えます。
「貸せない理由」からではなく、「使える理由」から考える
空室について相談を受けると、
「地下だから難しい」
「古いから難しい」
「期間が短いから難しい」
「駅から少し離れているから難しい」
という話を聞くことがあります。
でも、その条件は本当に欠点でしょうか。
地下だから光をコントロールできる。
古いから世界観がある。
期間が短いからイベント性が生まれる。
駅から離れているからコミュニティ拠点にできる。
条件は同じでも、解釈を変えることで企画は変わります。
NEON PICKLEBALL CLUBも、その一つの実例です。
しんかが目指すのは「場所を貸す会社」ではありません
私たちが目指しているのは、
ただ不動産を仲介する会社ではありません。
場所を見て、人を考え、コンテンツを考え、
街とのつながりを考える。
そして、
「この場所だからできること」
をつくる会社です。
不動産。空間。イベント。コミュニティ。スポーツ。企業。街。
これらを横断して考えることで、これまで使われていなかった場所に新しい価値をつくります。

# 空室・遊休不動産の活用をご相談ください
株式会社しんかでは、
空室や遊休不動産について、
「何をしたらいいかわからない」段階から相談を受けています。
例えば、
* テナントが決まるまで数カ月空いている
* 建て替えまで半年〜1年ある
* 地下フロアが使われていない
* 屋上を活用したい
* ホテルの空き区画がある
* 商業施設の空きスペースを活性化したい
* オフィスの空きフロアを収益化したい
* イベントで施設の認知を高めたい
* スポーツ施設として使えるか検討したい
* 将来の用途を決める前に実験したい
といったご相談にも対応します。
「賃貸募集をしたけれど決まらない」
という状態からでも構いません。
物件を拝見し、
立地 × 空間 × 期間 × コンテンツ
の組み合わせから活用方法を考えます。
# 空いている場所には、まだ名前のない使い方がある
ホテルの地下が、
ピックルボールコートになりました。
オフィスが、
企業の成長を支える場所になりました。
屋上が、
人が集まる場所になりました。
空室が、
期間限定イベントの会場になりました。
最初から用途が決まっていたわけではありません。
場所を見て、考えて、試した結果です。
空室は、何もない場所ではありません。
まだ次の使い方が決まっていない場所です。
株式会社しんかは、
その場所に次の役割をつくります。
## 空室・遊休不動産をお持ちの方へ
「この場所、何かに使えないだろうか?」
そう思っている空間がありましたら、株式会社しんかまでご相談ください。
オフィス、ホテル、店舗、地下、屋上、倉庫、建て替え前物件など、既存の用途にとらわれず、その場所に合った活用方法を一緒に考えます。
空いている場所を、面白い場所へ。
