アートシンキング導入してアクティブラーニングな組織に変える~企業の成長をしんかさせる~
今までのやり方を見直しが始まっている
2019年は働き方改革を着手しないと益々企業は生き残っていけない時代に突入した。今までのやり方を見直しをしていく必要性が高まっている。
働き方改革を実現するためには考え方を見直し、抜本的な改革が必要になってくる。
結局、働かないだけの働き方改革で、どうにかしたいと悩まれている担当者に読んで頂けたら少し悩みの解決のきっかけになればと思います。
~働き方改革の近道~
2015年頃、ビジネスの効率化という考え方としてデザインシンキングという考え方が日本に入ってきた。
デザインシンキングは、ビジネスサイドの人間にとって、それは新しい考え方で、何かが起こりそうだけれど、よくわからないものとして扱われてきた。それが数年経った今、色々な企業がデザインシンキングのことを学び始め、たくさんの関連セミナーが、今日もどこかで開催されている。
今はもう、デザインシンキングだけをやっている場合ではない。
時代は大きく変化している。
デザインシンキング
何かを起こすためのプロセスのうち、途中の一部に対して限定的なパワーしか発揮しない。
デザインシンキングに変わって出てきたのがアートシンキングが注目され始めてる。本屋の平積みコーナーに”アートを学べ”といった本が増えているのは何故か?
アートは足し算、デザインは引き算。
デザインは必要なものだけを残して削ぎ落していくから必然的に目的に対して効率的に効果を出していく。逆にアートには無駄があり、独創性が出てきます。作者の定義から構築されているが、余白があることで解釈も理解にも幅がある。
それは、VUCA*¹の時代と呼ばれるように目まぐるしく状況が変化して行く中で、アートのように変化の幅を持ちながらも揺るがない定義を持ち合わせていることが評価されているのである。
*¹ VUCA…ブーカは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのワードの頭文字から取った言葉。
それでは、下の図で、アートシンキングとデザインシンキング、またクリエイティブシンキングの違いについて理解してみよう。
デザインシンキングとは、
“既に発見された課題に対し、ユーザーの立場に経って原因分析して行く行為”なのである。
クリエイティブシンキングとは、
実現性や固定観念など全て取っ払った、本当のブレストなのである。前提条件を柔軟に捉える能力であり、アートシンキングができる人は、これができる。
アートシンキングとは、課題は何なのか、”問い”から始め、全てのプロセスの一番最初に位置付けられることである。本質的な定義があぶり出されなければ、その後の原因分析が素晴らしくても、効果は半減してしまうのである。
実はアートシンキングをしていくと同時に、物事の捉え方が受け身から能動的になり、自分ごと化していくことで始まってくるのがアクティブラーニングである。今の社会では、年功序列、役職などのルールが若い人を能動的に活動する機会を奪っている。その為にも会社全体で会社の原点を見直し、企業理念、提供できる価値、業務フロー確認、業務改善を行っていくことでよりよいサービス提供につながっている。
アートシンキングが身につくと世界や時代といった大きなことへの洞察が深くなり、よりアクティブラーニングを後押ししてくれる。そして、大は小を兼ねるとはよく言うが、大きなことがわかるようになれば、所属する会社や業務のこと、パートナーのこと、自分のことも、もっと深く理解できるようになる。
アートシンキングとデザインシンキングの違い
アートシンキングとデザインシンキング、この違いはやはりなかなか理解しづらい印象を覚える。アートシンキングとデザインシンキングを様々な切り口から対比させてデザインシンキングとアートシンキングについて解説したいと思う。
<デザインシンキング…想像力>
デザインシンキングは、既存の課題に対し、最適なソリューションを導き出すための思考のフレームワークだ。他者によって導かれた大きな課題に対して、現状を第三者目線で整理しながら、細かいペインポイントを抽出する。圧倒的な他者目線なのである。そのために、ユーザーにある種憑依して、使い心地(UX)をブラッシュアップする行為を行う。
【導入効果】~働き方改革~
・業務改善のきっかけ
・業務フローの可視化
・改善スピードアップ
<アートシンキング…空想力>
アートシンキングは、現状についてゼロベースで観察することであらゆる前提を見直し、適切な課題から始めるための思考のフレームワークだ。自分の内側から湧き上がる思いや思考に対して、原点を元に理由を解きほぐしていく。圧倒的な自分目線であり、主体的な行為だ。固定概念を取っ払い、自由に心が動く状態を検討する。実現性を取っ払って行われるそれは、空想とも言えるレベルで良い。
【導入効果】 ~新規事業、リブランディング向き~
・第2創業のきっかけ
・縦割り組織の帰属意識UP
・アクティブラーニングの深める
・業務を自分ごと化
<総括>
アートシンキングとデザインシンキング、どちらの方がいいのかという比較の話ではない。この二つは、活用されるフェーズが違うのだ。
二つの関係性は、アートシンキングの一部にデザインシンキングが内包される形を取っている。
どんな課題があるのか、ゼロベースからの検討を行うフェーズはアートシンキング。
その次に、その課題に対してソリューションを検討するフェーズはデザインシンキングだ。
デザインシンキングのアウトプットがいくら良くても、アートシンキングのプロセスを抜きにして、本質的な課題の設定がされていないと、そのソリューションの価値は半減する。
提供サービス内容
1、Basicプラン
内容:業務フロー確認するためのワークショップを行います。
事前に所定の内容を用意頂きワークショップを通じて業務の改善点を見つける。
参加対象者: 全員参加、事業責任者と補佐
多くても6名程度のチームが望ましい
所用時間:2~4時間+事前準備
2、オーダープラン
内容:Basicプランを行った結果を踏まえて、最終的な目的に合わせて
プランを構築していく形になります。
ワークショップ形式、または業務委託形式、コンサル形式など問題解決の内容に合わせて決定していきます。
参加対象者:全員参加、もしくは事業責任者と補佐
所用時間:要相談
3、カスタマイズプラン
内容:最終的な目的と期間と予算に合わせてプランを構築していきます。
ワークショップ形式、または業務委託形式、コンサル形式など問題解決の内容に合わせて決定していきます。
参加対象者:全員参加、もしくは事業責任者と補佐
所用時間:要相談
コミュニケーションをしながらプランの内容、期間によって費用は決定します。
他社で導入した会社事例
【導入事例】
・デザイン会社
解決したい悩み:業務効率化
結果:業務フローの見直しにより、30%の業務削減。
社員の業務対しての興味を持ち、自分事として取り組む姿勢に変わった。
・IT企業
解決したい悩み:離職率改善
結果:社員が会社の原点に触れて、やりがいを再確認して
帰属意識を持って業務に取り組むことができるようになり
ロイヤリティがアップして離職率減。
・不動産会社
解決したい悩み:会社の組織力強化、収益アップ
結果:業務フロー見直しの際に受け身だった業務を能動的に行い
業務効率化が行われて、コミュニケーションが生まれてチームビルディングにつながった。
私たち 株式会社しんか では、成長する企業の次のステージを作るお手伝いをする中でアートシンキングを使って皆様の次のステージづくりをお手伝いさせて頂いております。
多くの反響を頂いておりますので、まずは私たちの大切なコアバリューをご理解頂いている大切な既存クライアントからサービス提供させて頂いておりますが、ご興味を持って頂いている企業の方には事前にヒヤリングをさせて頂き、面談の上、ワークショップ開催させて頂いております。
しんかサービス
スケルトンオフィス東京
Related posts:
あなたのビジネスにフィットしたワークプレイスをプロデュース
やりたいこと、実現したいことで最大の結果を出して
あなたの次のステージを作るお手伝いをしています。